新人研修 能開大加工訓練

投稿者:

先月、製図基礎教育のご指導をしていただいている製図マイスターの金子様と関東職業能力開発大学校様にご協力頂き、ものづくりの現場を知る研修を実施いたしました。

今回の研修では以下を目的として行いました。
①今までの座学で得た知識を更に活かすため、ものづくりの現場を体験する
②自分自身で図面を作成、描いた図示表記を実際に見て体験する
③チームで協力し制作物を完成させる

初めて知る触る機械ばかりで、大変良い経験となりました。金子様、関東職業能力開発大学校の先生方には、貴重な研修を組んで頂き、誠にありがとうございました。今後の業務に活かせるようにしていきたいと思います。

訓練の様子

フライス盤加工体験
旋盤加工体験
加工機械の見学

感想
用途に応じて様々な機械があることを知りました。
機械加工でも人の手によって製品の仕上がりが変わってくることがわかりました。

表面粗さ測定

感想
材料が高速で回転しながら、より大きな音を立てながら加工したのが印象的でした。
実際に表面粗さを測定してみると想像と全く違っていて興味深かったです。

・研修の成果(目標と結果)
チーム目標→作成図面からきちんと組立ができるような図面を描くこと。
結果→組立は苦労したが問題なく行うことができた。作った図面を確認しながら話合い、問題点や改善点が見つかった。
・自己評価
先生の指示のもと組み立てることはできたが、図面を見つつ各々が組み立てることを前提にすると組立工程・形状の事前把握は必要だったと感じた。

研修感想
・加工については社内教育で教えていただきましたが、今回実際に加工体験や加工する機械について色々教えていただいたり、普段あまり勉強することのできない貴重な体験をさせていただきました。
・図面を作成するだけでは知ることのできない技術や手間があり、実際に組み立ててみなければわからないことがある。特に仕上げ加工については加工面の実物を拝見できたのでどれほどの精度が求められているかという点で大変勉強になりました。
・図面には表記されない、技術者のひと手間が日本製と言われる一つであることを教えていただき、実際に見せていただいたりととても関心を持ちました。これから、図面を描いていく上で実際に現場に立ち加工する人の目線で図面を作成できるようになりたいと思いました。

組立完成品!!!

みんなお疲れ!